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ウィンボンド、ISO 26262のSGS自動車機能安全認証を取得、グローバルでの車載先進安全システムのサプライチェーン参入を目指す

ウィンボンド・エレクトロニクスは2019年2月21日、車載分野安全規格の最高水準であるISO26262認証を取得したことを発表しました。SGSによるISO26262路上走行車の機能安全規格のプロセス認証を取得は、台湾のメモリ製造企業で初めてのことです。

近年におけるIoV(Internet of Vehicles/車のインターネット)と高度な車載向け製品のニーズの高まりは、世界の大手メーカーから多くの注目を集めています。 「信頼性」と「安全性」は、車載用エレクトロニクス製品認定の際の重要な指標です。 2011年にリリースされた機能安全規格ISO 26262は、車載エレクトロニクスサプライヤがASIL(Automotive Safety Integrity Level/自動車安全水準)要件を満たしているかどうかを検証するための認証指標です。

ウィンボンドは優れた研究開発チームと競争力のある設計技術を有し、高品質な製品およびサービスの開発と提供に努めます。また車載エレクトロニクスの信頼性と安全性を高めるため、2018年よりSGS社のコンサルティングおよび認定サービスを導入しました。このたび、ISO26262認証を取得したことを誇りに、今後も、ISO26262要件に準拠したさまざまな高品質および高信頼性メモリソリューションの開発を続けます。

SGS台湾のChi-Hung Chiu(邱志宏)社長は、ISO 26262の自動車安全認証には、機能安全の管理や、構想段階、システムレベル、ハードウェアレベル、ソフトウェアレベルの設計と検証、さらに製造、運用、保守、 製品ライフサイクル全般の廃止等を含み、 ハイエンドの車載エレクトロニクス市場に参入するにはすべての要件を満たす必要があると述べています。

また、ウィンボンドがISO26262のプロセス認証を取得したことにより、製品開発における機能安全性能を証明したとも述べています。このことは、ウィンボンドが主要車載メーカーにとって信頼できるパートナーとして保証されるだけでなく、国内外の受注における競争力の強化も意味しています。さらに、ASIL(Automotive Safety Integrity Level/自動車安全水準)認証を取得した製品は、車載エレクトロニクス市場を拡大し、国際的な車載サプライチェーンのニーズを満たすのに効果的であるとも述べています。

 ISO26262証明書授与式(左から - ウィンボンド会長のTung-Yi Chan氏とSGS台湾の副会長、Jack Kuo氏)

ウィンボンドについて

ウィンボンド・エレクトロニクスはトータルメモリソリューションプロバイダーです。

製品の設計、研究開発、製造、および販売サービスのエキスパートとして、お客様のニーズに基づいたメモリソリューションを提供しています。ウィンボンドの製品ポートフォリオは、スペシャリティDRAM、モバイルDRAM、およびコードストレージフラッシュで、通信、家電、車載および産業用、そしてコンピュータ周辺機器市場におけるTier1メーカーで広く使用されています。

台湾中部サイエンスパーク(CTSP)を拠点とし、米国、日本、イスラエル、中国、香港に子会社を有しています。台湾・台中および新たに建設している高雄の12インチファブをベースに、高品質メモリ製品を提供するため、自社技術の開発を進めています。

広報担当窓口
Jessica Chiou-Jii Huang(ウィンボンド・Vice President & Chief Financial Officer
TEL:886-3-5678168/886-987-365682

 

ニュース窓口
行武 良子(ウィンボンドジャパン・マーケティング部)
TEL:+81-45-478-1883
E-mail:ryukutake@winbond.com

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