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ウィンボンド、フラッシュメモリ製品に低温はんだ付け(LTS)を採用で 地球温暖化抑制に貢献

地球規模の環境問題やサステナビリティの実現に取り組む企業としての同社の姿勢を強調

2022年11月よりSONおよびBGAパッケージのフラッシュメモリ製品でLTS (Low Temperature Soldering)に対応

LTSへの移行により、SMTプロセスの簡素化・短縮・生産コスト削減に貢献

台湾台中市発 – 2022-11-16 – 半導体メモリソリューションの世界的リーディングサプライヤーである、ウィンボンド・エレクトロニクスは本日、同社のフラッシュメモリ製品において、表面実装(SMT/ Surface Mount Technology)の温度を鉛フリープロセスの220~260oCから最高190oCに下げる低温はんだ付け(LTS/ Low Temperature Soldering)プロセスをサポートすることを発表しました。この新しいプロセスにより、ウィンボンドはSMT生産ラインにおけるCO2排出量の大幅削減とともに、SMTプロセスの簡素化・短縮・コスト削減に貢献します。

国際エレクトロニクス製造者協会(iNEMI)によると、LTS応用製品の市場シェアは、1%未満から2027年には20%以上に増加すると予想されており、環境問題や持続可能な開発に対する電子業界の取り組みを際立たせています。ウィンボンドは、このプロセスを提供するフラッシュメモリのプロバイダーとして、グローバルなトレンドの最前線に立っており、そのLTS対応製品がJEDEC規格に準拠し、落下試験、振動試験、温度サイクル試験などの信頼性検証に合格していることをすでに実証しています。

ウィンボンドは次のように述べています。「ウィンボンドはフラッシュメモリ製品のリーダーとして、その地位を活かし、カーボンニュートラルと地球温暖化の抑制に貢献して行きます。そして、メモリ業界でいち早くLTSに対応したことを誇りに思うとともに、他のグローバルリーダーにも、より環境に優しく、より持続可能な未来のために行動を起こすよう呼びかけています」

LTSプロセスへの移行による主なメリットは以下のとおりです。

また、ウィンボンドは11月16日~18日にパシフィコ横浜で開催されるEdgeTech+ 2022 (小間番号B-J17)、および11月15日~18日に開催されるエレクトロニカミュンヘン(ホールB4-320)、エレクトロニカ深セン(ホール2F-80)で「Next Future: the memory of everything」(次なる未来:あらゆるもののメモリ)をテーマに出展します。


ウィンボンド・エレクトロニクスについて

ウィンボンド・エレクトロニクスは半導体メモリソリューションの世界的リーディングサプライヤーです。製品の設計、研究開発、製造、および販売サービスのエキスパートとして、お客様のニーズに基づいたメモリソリューションを提供しています。ウィンボンド・エレクトロニクスの製品ポートフォリオは、スペシャリティDRAM、モバイルDRAM、コードストレージフラッシュメモリ、およびTrustME®セキュアフラッシュメモリで、通信、家電、車載、産業用、そしてコンピュータ周辺機器市場におけるTier1メーカーで広く採用されています。台湾中部サイエンスパーク(CTSP)を拠点とし、米国、日本、イスラエル、中国、香港、ドイツに子会社を有しています。

稼働中の台湾・台中の12インチファブ、および建設中の高雄の12インチファブをベースに、高品質メモリ製品を提供するため、更なる自社技術開発を進めています。

 

製品窓口
神永 雄大
ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社
マーケティング&FAE部
セキュアプロダクトグループ 統括部長代理
TEL: 045-478-1883
E-mail: mono@winbond.com

ニュース窓口
森本 直美
ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社
マーケティング&FAE部
アシスタントプロフェッショナルマネージャー
TEL: 045-478-1883
E-mail: nmorimoto@winbond.com

メディア窓口
Jessica Chiou-Jii Huang
Chief Financial Officer
TEL: +886-3-5678168 / +886-987-365682

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