コードストレージシリアルNANDメモリ
512MbのNORフラッシュ製品より大容量なシステムコードストレージを求める設計者のために、ウィンボンドは、1Gbおよび2Gbの容量でSPIインターフェイスを備えたコスト効率の高いシリアルNAND製品を提供しています。小容量にて高いコスト効率を生むNORフラッシュに比べ、NANDフラッシュは512Mb以上の方がコスト効率に優れています。

ウィンボンドのシリアルNANDを使用することのメリット
NANDフラッシュメモリは特定のメモリ位置で起こるエラーの検出および修正、また、エラーを含むメモリブロックの管理、さらにエラーが発生した際エラーのない場所へ再配置する機能を持つコントローラが必要です。これらシリアルNANDファミリにはECC(Error Correction Code/エラー検出・修正機能)が内蔵されており、連続したグッドブロック(バッドブロックマネジメント)を提供するため、コントローラからそれらの負担を軽減します。通常多くのシステムで、フラッシュに格納されたコードはDRAMに転送され、プロセッサでのコード実行が高速化されます。システム設計者は常に、フラッシュからDRAMへ非常に迅速にコードを転送できる製品を求めています。ウィンボンドの「コンティニュアスリード」機能は、NANDの内容を大変素早くDRAMに転送します。
