携帯電話は、仕事や遊びのためのコンパクトなプラットフォームとして、私たちの日常生活に欠かせないものとなっています。より高速なコンピューティングを必要とする新しいソフトウェアでは、最適化されたRAMが大きな違いを生み出します。Low Power DDR SDRAM は、数多くの IoT アプリケーションに最適化されたSynchronous DRAM であり、誕生から約20年経過した今でも高い需要があるロングセラー製品です。
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Low Power DDR SDRAM とは?
Low Power DDR SDRAMは、低消費電力で動作しながら、高速なデータ処理および伝送を実現します。Low Power DDR SDRAMはその省エネルギー特性により、バッテリーの長寿命化が求められるポータブルスマートデバイスのメーカーの間でいまだに高い需要があります。
Low Power DDRの機能は?
Low Power DDR SDRAMは、標準の DDR SDRAM と同様にクロック信号の立ち上がりと立ち下がりエッジの両方でデータを処理することができます。
また、Partial-array self-refreshにより、重要なデータのみを保存することが可能であり、消費電力を削減することができます。
ウィンボンドのLow Power DDR SDRAMの主な特長
Low Power DDR SDRAM は次のような特性があります。
- 低電圧動作
- さまざまなメモリ容量とIO構成のオプション
- Partial-Array Self-refresh
- Deep Power Down
低電圧設定
IoT デバイスには、エネルギー使用量の最適化が重要な要件となるものがあります。ウィンボンドの低消費電力メモリを使用することで、低電圧でより電力効率の良い演算処理を行うことができます。
さまざまなメモリ容量とIO構成のオプション
ウィンボンドは、さまざまなモバイルアプリケーションに適した幅広い容量帯とチップ構成を提供します。
Partial-Array Self-Refresh (PASR)
ウィンボンドの Low Power DDR SDRAMは、Partial-Array Self-Refreshにより、アクティブなコンピューティングプロセスに必要なデータのみをRefreshすることができ、消費電力の削減ができます。
Deep Power Down (DPD)
Deep Power Downにエントリすることで、超低電力状態になります。これにより、関連するモバイル機器のバッテリーライフが大幅に向上します。
ウィンボンドは優れた低電力DDRメモリソリューションを提供しています
ウィンボンドの Low Power DDR SDRAM 製品ファミリは、Partial-Array Self-refresh(PASR)、 Auto Temperature Compensated Self Refresh(ATCSR)、Deep Power Down(DPD) 、駆動力のプログラムが可能な出力バッファなど、消費電力を削減するためのさまざまな機能を備えています。
注: KGD に関するご要望は、テクニカルサポートまでお問い合わせください。