ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社(以下「ウィンボンド・エレクトロニクス」)は1987年の9月に設立され、1995年台湾株式取引市場に上場しました。本社は台湾台中市のセントラル台湾サイエンスパークに位置し、セントラル台湾サイエンスパークとサザン台湾サイエンスパークの高雄キャンパスにある自社の12インチウェハ工場は高度なスマートテクノロジーとオートメーションを備えています。
ウィンボンド・エレクトロニクスはメモリおよびロジックICの自社製品と技術を有する、世界でも数少ない企業の一つです。製品設計、研究開発、ウエハ製造から自社ブランドのグローバルマーケティングまでを行い、グローバルなお客様にトータルメモリソリューションを提供するよう努めています。主な製品は、コードストレージ用フラッシュメモリ、TrustME®セキュアフラッシュメモリおよびカスタマイズメモリソリューション(CMS)です。
技術の自律性と慎重に計画された生産能力の戦略を活かし、フレキシブルな生産システムを構築し、製品ライン間の相乗効果を生み出します。これにより、自社ブランド開発を行いつつ、お客様の多様なニーズに対応することが可能です。ウィンボンド・エレクトロニクスの製品は、ポータブル機器や家庭用電化製品、コンピュータ周辺機器などにおいて広く使用されており、また、車載や産業用電子機器などの高度な技術と品質が求められるアプリケーションにも注力しています。
アメリカ、中国、日本、ドイツ、インド、韓国、香港、シンガポール、イスラエルに事業拠点を保有し、より身近な顧客サービスを提供するべく、専門的な販売体制を構築しています。ウィンボンド・エレクトロニクスの製品品質は、卓越性とゼロディフェクトを追求し、品質や環境安全管理システムなどにおける多くの国際規格の認定を受けています。また、ウィンボンド・エレクトロニクスは自動車の機能安全の最高水準であるISO 26262認証を取得した台湾で初めてのメモリメーカーです。
さらに、ウィンボンド・エレクトロニクスは常に高い基準のコーポレートガバナンスを維持しており、台湾証券取引所からコーポレートガバナンスにおいて優れた上場企業の一つとして評価されています。
ウィンボンド・エレクトロニクスは、これからも、お客様のニーズに基づいたサービスの提供に努めてまいります。さらに、高度な半導体設計および製造の知識を活かし、「責任、革新、チームワーク」という企業文化の下、「実行力、革新、情熱」を精神として経営活動を行い、サステナブルな半導体を提供することで人々の生活を豊かにする隠れたチャンピオンになるという目標に向け努力してまいります。