W75Fセキュアメモリエレメントは、コモンクライテリア(CC)EAL5 +認証を取得した最初のセキュアフラッシュメモリソリューションです。W75Fは暗号化コードを直接フェッチするセキュアeXecute-in-Place(XIP)を可能にし、IoTデバイスのコード/データの機密性と正真性を保護します。アプリケーション応用例として、Integrated UICC、Integrated Secure Element、人工知能(AI)プラットフォーム、車載サブシステム用Integratedハードウェアセキュリティモジュール(HSM)などがあります。 W75Fはコードおよびデータ格納用に業界で最もセキュアな外部ストレージを提供します。これは、リプレイ攻撃、ロールバック攻撃、中間者攻撃、盗聴、サイドチャネル攻撃、フォールトインジェクション攻撃などの脅威から製品を保護したいコネクテッドデバイスメーカーに信頼できるソリューションを提供します。
さらに、W75Fは2020年に第三者セキュリティ認証基準の一つであるPSA Certified™レベル2認定を取得しました。これにより、W75Fセキュアメモリエレメントは、Arm®v8-Mアーキテクチャベースのシステムを補完し、セキュアで第三者認定を容易にするフレキシブルなメモリサブシステムを提供します。 SoCおよびMCUベンダーは、市場投入までの開発時間短縮を求められる状況において、セキュアで第三者認定を要求されるソリューションの設計が可能です 。

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W75F/TrustME®セキュアメモリエレメントの特長: ─アドバンスドセキュリティ
─低電力、拡張温度動作範囲
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