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増大し続ける緊急課題
世界的な脱炭素化とエレクトロニクス化の重要な担い手である半導体産業は、環境に対する責務を認識し、産業環境面の改善を目的とした世界的な規格やイニシアチブに準拠するための措置を講じています。環境規格ISO 14001や有害物質削減などがその例です。世界中の多くのチップメーカーは、節水やリサイクルなどのプログラムを実施中であり、エネルギー効率を向上させるために、業務の見直しを進めています。さらに、サプライヤーと協力し、環境への取り組みや二酸化炭素排出量の可視性を高めています。
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セキュアフラッシュでISO/SAE 21434のサイバーセキュリティ基準に準拠
ISO21434は、2022年半ばから多くの自動車メーカーとその部品サプライヤーに義務化されました。これにより、車載業界は、サイバー攻撃への対処法を大きく改善するよう求められています。この規格はモジュールとその部品の両方に適用されるため、車載業界はこの規格に適合し、サイバー攻撃に対する必要な防御を保てるよう、コンポーネントを適合させる必要があります。
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車載電子システムに潜むセキュリティリスク
車載電子システムは、着実にインテリジェント化しています。下図に示すように、ADAS、ゲートウェイ、パワートレイン、インフォテインメント、V2V、V2Xなど、自動車の随所に高度な電子機能が追加されていきます。これらの新しい機能は、特にフラッシュメモリというシステム上重要な構成要素周辺のセキュリティと安全性の向上を求めつつあります。
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IoTデバイスのコードとデータに包括的なセキュリティを約束する新しいセキュアフラッシュデバイス
今日の組み込みデバイスの設計では、一般的にアプリケーションコードが外部フラッシュメモリデバイスに保存されます。しかし、デバイスがコネクテッドな環境の、特にインターネットに接続されるIoTデバイスの場合、外部フラッシュに保存されたブートコードは攻撃を受けやすく、メモリデバイス自体が包括的なセキュリティ機能で保護されていない限り、盗難や侵入の危険性があります。これこそが、SoC/MCUのセキュリティを補完する、セキュアなフラッシュデバイスの価値です。
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ウィンボンド・エレクトロニクスのセキュアフラッシュメモリの新しいアーキテクチャは低コストで大容量なセキュアストレージを提供
ムーアの法則で予測された半導体製造プロセスの確固たる進展は、組み込みシステム開発者にとってさまざまな点において有益なものにしました。その結果一方ではアプリケーションプロセッサーのユーザーに、デバイスとそれが取り扱う送受信データを保護するという高度なセキュリティ上の課題が生じています。
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ブートコードなど重要データの保護:NORフラッシュのデータ保護設定を利用し、システムの信頼性を向上させる
組込みシステムにおいて、シリアルNORフラッシュメモリは、512Mビット以下の容量を必要とするアプリケーション向けに、コードストレージおよびデータストレージ用の高信頼性、低容量メモリとしてよく使用されています。業界全体で幅広い採用を容易にするために、シリアルNORフラッシュメモリは、たとえば、マイコンまたはSoCのシリアル・インタフェースで制御されるなど、特定の標準に準拠しています。これらの標準機能の1つとして、格納されたデータの保護機能があります...
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